営業利益 -7,100円 マイクロ法人設立 6ヶ月目収益

営業利益 -7,100円 マイクロ法人設立 6ヶ月目収益 マイクロ法人

会社員をしながらマイクロ法人を立ち上げて6ヶ月が経ちました。

私がマイクロ法人を設立する前に、世の中のマイクロ法人の財務諸表が見れたらいいのになー、なんて思っていたので、毎月のPLとBS(損益計算書と貸借対照表)を載せていこうと思います。

収益も費用も非常に少額ですが、マイクロ法人設立を検討している人の役に立てたら幸いです。

PLとBS(損益計算書と貸借対照表)

まずは、ありのままの数字を公開。

数字が小さすぎるので千円単位?と思われるかもしれませんが1円単位です。1年目はずっとこれくらいの金額ですのであしからず。

PL(損益計算書)

売上は、仮想通貨の売買損失およびステーキング報酬です。売買損失が3,889円、ステーキング利回りが1,171円となっています。

FTXショックにより、海外仮想通貨取引所の安全性を不安視したため、BYBITにあったステーブルコインを全てBUSDにしてからMetaMaskに逃しました。

結果的に、ステーキング利益が減って、取引時に損失が出ました。

後にBYBITは安全そうだと分かりましたが、対応としては間違っていなかったと思っています。FTXショックからの連鎖倒産はまだ続く可能性があり、年内はこのままMetaMaskでの保有を続ける予定です。利益は出ませんが仕方ありません。

販売管理費は、10月に引き続き通信費と支払い手数料のみです。通信費はプロバイダおよびスマホ費用です。支払い手数料はMicrosoftのOneDrive100GBプランの利用料です。

相変わらずめちゃくちゃシンプルなPLです。

BS(貸借対照表)

PL同様にシンプルなBSです。

仮想通貨の金額は取得価格です。全てBUSDで簿価単価は138.69円なので、やや含み損ありです。

繰延資産の創立費は、会社設立時の定款認証費用、設立登記申請用収入印紙、法人印鑑セット購入等の費用です。創立費は好きなタイミングで償却出来るので、利益が出たタイミング、おそらく来年度に償却することになると思います。

流動負債の短期借入金は、マイクロ法人負担の通信費を私個人が建て替えている分になります。通信費として計上しているプロバイダ費用とスマホ費用を私個人のクレジットカードで支払いしているためです。どこかのタイミングで精算します。

収益-2,787円、費用4,313円、営業損失7,100円

※私のマイクロ法人は2022年6月~2023年5月を第1期とし、この期間を2023年度としています。よって会計ソフト上は、2022年10月を2023年度10月度と表記されています。

10月の収益は-2,787円、費用は4,313円、営業損失は7,100円となりました。3ヶ月連続黒字でしたが、11月度は赤字転落です。

6~11月通算でも、収益39,529円、費用44,992円、営業損失5,463円となっており…、赤字転落となりました。

しゃーないです。

12月度の収益予測

12月の収益は、現時点では0円の見込みです。今は仮想通貨からの売上しかなく、その仮想通貨もMetaMaskで寝かしているため利益が発生しません。

販売管理費は、今月同様に通信費のみですがLINEMOからpovo2.0にSIMを切り替え、2キャリアから請求がくるので7,000円くらいになりそうです。

結果的に営業損失が7,000円ですね。

11月度の振り返り

赤字であることは残念ですが、FTXショック後の海外仮想通貨取引所の信用問題が巻き起こる中、マイクロ法人の大事な資産をその渦中に放置しておくことはできませんでした。

1ヶ月のステーキング利益4,000~6,000円のために、700,000円を失うわけにはいきません。

結果的に仮想通貨を預けていたBYBITは安全そうであることが分かったわけですが、しばらくはFTXショックによる連鎖倒産の懸念がありますので、利益0と分かっていても全ての仮想通貨をMetaMaskに置いておくことにします。

そもそもマイクロ法人1、2期目は、私にとって社長業の助走期間です。士業に頼らず、決算まで自分で全てやることを目標の一つにしています。なので赤字でも構わないのです。利益は未来に出します。

今は赤字になろうとも、大きな損失を出さないことが大事な時です。

マイクロ法人の会計・経理は自分でやる

マイクロ法人の会計・経理業務は、税理士に任せるor自力でやるの2通りですが、パターンとしては以下の3つに分かれると思います。

①税理士に全て任せる
②日々の帳簿付けは自分で行い、決算だけ税理士に任せる
③全て自分でやる

私は「③全て自分でやる」を選択しています。決算はまだ迎えてないので本当に出来るかどうかは分かりません。ただ、PL、BSまで完成させることができれば、あとは税務署の担当者と一緒に決算書を作ることが出来るらしいので、その方法でいこうと思っています。(地域によって対応が違うようです)

私は何事もまずは自分でやってみたいタイプです。後に人に任せる時が来ると思っていますが、委託する業務の内容を理解して任すのか、理解せずに任せるのかは大きな違いがあります。

少なくとも2~3年は自分で決算までやるつもりです。

ちなみに社会人生活のほとんどが営業職ですので経理はズブの素人です。ただ数字は好きな方です。

会計ソフトは弥生会計オンライン

経理未経験者がマイクロ法人の経理業務をやる場合、会計ソフトは必須ツールだと思います。経理経験者ならExcel、スプレッドシートもありかもしれませんが、素人には無理です。大人しく会計ソフトを使いましょう。

会計ソフトの選択肢は以下3択です。他は考える必要がないと思います。

・マネーフォワード
・freee
・弥生会計オンライン

一番素人向けなのはfreeeですが、正直どれでも大丈夫だと思います。経理経験0であればどれを使っても最初はかなり苦労します。ですが、数ヶ月使えばどれを使っても普通に使えるようになってます。

私は弥生会計オンラインを選択しました。選んだ理由はズバリ金額、2年間無料だったためです。

どれも良いツールなので、本当に金額だけで選びました。

4ヶ月使いましたが後悔0です。分からないことはメール、電話でサポートに聞けるので一ヶ月目は聞きまくり全て解決しました。2ヶ月目以降はサポートを全く使っていません。次に使うのは決算の時かもしれませんね。

経理の勉強方法

一応勉強はしました。

①簿記2級のテキストを1回読む
②【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆきのYouTubeを見る
③「ひとり社長の経理の基本 井ノ上陽一著」を読む
④弥生会計のサポートに聞く

①②は一度さらっと見ただけです。

③は熟読しました。会計・経理未経験でマイクロ法人を立ち上げる人は読んだ方がいいです。

④仕訳で困ったらサポートにメールしてました。電話サポートもありますが、私はサラリーマンなので平日の昼間に電話ができません。なのでメールで確認です。いつも翌日には丁寧な返信があります。

特に仮想通貨取引の仕訳は1から10まで教わりました。

最後に

マイクロ法人設立前は、初年度の1ヶ月間の営業利益を20,000円前後にするつもりでした。年間で240,000円のイメージです。

ですが、個人名義の仮想通貨取引で大きなマイナスを出してしまったので、税金の都合上、個人の損失補填を優先しています。

マイクロ法人1、2年目は赤字決算でも良いと思っており、自力で無事に1年間運営し、決算までやり通すことを目標としています。

長々と書いてしまいましたが、これからマイクロ法人を設立する人の役に立てたらうれしいです。

分からないこと、質問等あればTwitterでコメント入れてください。

あと、PL、BSおかしい。処理間違ってるよ。とかあれば是非教えてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました